いざ車両保険に入ろうと思っても、やはり保険料がネックで躊躇してしまう。
そんな方も多いと思います。
そこで少しでも保険料を安く抑えるために、保険会社ごとの割引制度を利用するという方法があります。具体的な方法をご説明します。
年齢制限を設定する
保険料というのは、運転をする人の年齢で金額が変わってきます。
基本的に以下の4種類に分類されます。(保険会社によって違ってきます。)
1.「全年齢」
2.「20歳以上」
3.「25歳以上」
4.「30歳以上」
「30歳以上」が一番保険料を安くできます。
18、19歳の場合は「全年齢」になり、保険料が一番高くなります。
家族限定をつける
車を運転する人を家族に限定することで、保険料をお安くできます。
家族の対象になるのは、保険申込者の配偶者、子供、および親族です。
もし上にあげた家族以外の方が車に乗る機会がないのであれば、この家族限定は絶対につけるべきです。
また保険会社によっては、この家族限定のさらに上に、本人限定と言うものもあります。
これは文字通り、本人しか保険が適用されませんが、その分さらに保険料は安くなります。
違反や事故を起こさない(ゴールド免許)
ゴールド免許とは、ご存知の通り免許を所持してから過去5年間、無事故・無違反だった場合に与えられる国のお墨付きの免許です。
つまり、保険会社にとって、ゴールド免許所有者は、事故を起こす確率が低くなり、保険料を支払う可能性が低いと判断されます。
その分ゴールド免許所有者は保険料が安くなります。
皆さんもがんばってゴールド免許取得を目指してください。
安全装置のついた車に乗る
最近の車は、各メーカーともに安全性能の向上に力を入れて、その機能の発達も目覚しいものがあります。
エアバッグ、ABS、衝突安全ボディ、盗難防止装置、横滑り防止装置など、これらの安全装置が搭載されている場合、保険料が安くなります。
保険というのは、車の損害やケガの治療費に対して支払われるものですから、事故を起こしにくい、またケガをしにくい安全な車であれば、保険料が安くなるということです。
事故を起こさない
事故を起こすと、翌年から保険の等級が下がり、保険料が高くなってしまいます。
また逆に保険始期日から1年間事故を起こさなければ、次年度の等級が1等級上がりますので、保険料が安くなります。
走行距離を少なくする
最近の保険は1年間の走行距離によっても保険料が違ってきます。
つまり、走行距離が短ければその分車の使用頻度が少なく、走行距離の長いドライバーと比べて事故に遭う可能性が低くなると判断されます。
当然その分保険料が安くなります。
免責額を高く設定する
免責金額とは、車両保険を利用する際、車の修理代などで自分が支払う金額(自己負担額)のことをいいます。
つまり免責金額を5万円で設定すれば、事故修理金額のうち、5万円は自己負担しなければなりません。
この免責額を高めに設定することで、保険料が安くなります。
ただし、保険料が安くなる代わりに、車の修理費に対する自己負担額が増えますので、よく考えて決めるようにしましょう。
>>保険を使うと等級はどうなる?